#62 【速報】『オーファンズ・ブルース』S.T.E.P.にて上映決定!

この度『オーファンズ・ブルース』が、

大学連携による映画人育成のための上映会 S.T.E.P.」で上映させて頂きます。


場所:新宿K’sシネマ

期間:3月18日(日)~23日(金)

料金:入場無料


上映日時:3月18日(日)11時頃~

     3月20日(火)13時半頃~

     3月23日(金)15時頃~


詳しいスケジュールは、SNS等でお知らせします。(公式Twitter→『オーファンズ・ブルース』)

お時間ある方ぜひ、見に来てください!!

よろしくお願い致します。


さて、おめでたい工藤梨穂監督からは書ききれなかった東京展の感想を頂きましたのでぜひ!↓↓


どうも。「オーファンズ・ブルース」監督の工藤です。

先日、無事に東京展での上映が終了いたしました。

たくさんの方に私たち京都造形芸術大学映画学科の作品を見て頂けて本当に嬉しい限りです。そして、「オーファンズ・ブルース」を見に来て下さった方、本当にありがとうございました。満員御礼です。

映画は約120年という歴史を持つものですが、変わらず、その場にいる人たちが同じ方向を向き、同じ映写の光を見つめるという光景にいつも胸が熱くなります。

レオス・カラックスの「ホーリー・モーターズ」でも、映画を観ているであろう人たちを正面から映すショットがありますが、そのような感動をカラックスも感じていたのかなと、ふと思い出しました。

上映後は、映画監督の横浜聡子さんにお越しいただき、主演の村上由規乃とトークをしました。

私が、横浜さんの作品を初めて観たのは高校生の時で、その時は、「ウルトラミラクルラブストーリー」をみました。松山ケンイチさんのフレームの中を駆け巡るあの自由さがたまらなく、そして純度の高い彼の願望を描ききる横浜さんに、憧れを抱いており、ぜひとも作品に関してのお話したく今回トークをさせていただきました。

私も、村上も緊張でブルブルしていました。

トークの様子。

横浜さんもおっしゃっていたように、この映画には説明が省略されすぎていて伝わらない部分も多く、やはり、それは今後の制作において大きな課題になるかと思います。

しかし、俳優たちの演技や一つ一つの部署のスタッフにありがたいお言葉を頂けて、私は本当に嬉しかったです。

上映当日は、スタッフ、キャストが駆けつけてくれました。ありがとうございます。

上映終了後、由規乃と横浜さんと。

私は今まで映画を観て、さらに映画を作っていく過程の中で、観た人が歩きだしたり走り出したりする原動力になるものが、私の目指す作品の在り方なのかもしれないと思い、そして、その原動力は私たちにとってなにか希望に似たようなものになり得るんじゃないかと信じています。

だから、私は「オーファンズ・ブルース」を見て下さった方々に、明日を生き延びる力のような、自転車の練習中に後ろを持ってくれたあの力のようなものをもたらせられたらと願いながら制作し続けました。

誰かにとってそんな映画になれたら幸いです。

上映に足を運んで見に来てくださった皆様、上映をしてくださった渋谷ユーロスペースの皆様、東京展を運営してくれた同期の皆さん。本当にありがとうございました。

2017年度 京都造形芸術大学映画学科卒業制作展

0コメント

  • 1000 / 1000